事例・ユースケース
インターネットサービスの不正利用検知AI
インターネットサービス提供者のアクセスユーザーに関して、不正ユーザー(非優良顧客)を推定するAIを構築しました。
解決したい課題
サービスの不正利用を常時監視しているが人手不足やコスト増大の課題があった
ソリューション
顧客情報やアクセスログなどから不正利用の可能性をスコアリングするAIシステムを構築しました
導入の効果
従来のやり方では検知できなかった不正利用がAIによって自動的に検知できるようになりました
お客様業種・課題
インターネットサービス提供事業者
不正利用を常時監視していて、人手不足の問題や人件費などのコストが増大しているなどの課題がありました。お客様の方で不正利用を検知する仕組みを検討されていましたが、さまざまな要因から判断する必要があるため、統計的な処理では予測精度が上がらなかったという課題もありました。
ソリューション内容
インターネットサービス利用情報(顧客情報、アクセスログ等)と、提供サービス(商品、カテゴリ等)データを元に、当該インターネットサービス利用者のうち、不正利用を行う可能性の高い顧客の特徴を推定しました。それらの特徴から、機械学習を利用してその顧客の不正利用確率を算出するAIを構築しました。これにより、非優良顧客判別の効率化を可能としました。
また、当社のAIコンサルティングでは、お客様のオンプレミスの予測分析システムや、手元のパソコンで動く予測分析ソフトウェアに基づくソリューションの提供も可能となっており、顧客データなどの個人情報についてもセキュアな環境で扱うことが可能です。
導入後の成果
- 統計的なやり方では検知できなかった不正利用をAIによって自動的に検知できるようになりました
- 常時監視業務の負担が軽減され、人手不足が解消されました