事例・ユースケース
投資銀行部門向け債権レコメンドAI開発
投資銀行・証券会社の投資銀行部門向けに、社債の取引履歴データから投資家への債券購入レコメンドAIを構築しました。
解決したい課題
お客様に提案する商品の選定は営業担当者の経験と勘に頼っており、業務が属人化していた
ソリューション
購入履歴データや顧客属性データから特徴量を抽出し、顧客ニーズを分析し、同じ購買傾向の顧客を判別できるようになりました
導入の効果
より購買可能性の高い商品を顧客にレコメンドすることで受注率の向上が見込まれます
お客様業種・課題
投資銀行・証券会社の投資銀行部門
投資銀行部門では、債券の発行による資金調達を顧客である債券の発行体企業から受け持っています。顧客により良い資金調達の提案を行うと同時に、投資家の債券購入を促進したいというニーズがありました。また、営業担当者が投資家に推薦する債券は、その営業担当者の経験と勘で選定しており、業務が属人化しているという課題もありました。
ソリューション内容
債券購入履歴データや顧客属性データから各投資家の特徴量を抽出し、特徴量から投資家同士の類似度を計算することが出来るAIを構築しました。各投資家に類似した他の投資家を出力できるようになることで、顧客が求める債券が事前にわかるようになり、債券購入を促進させることが可能となりました。
導入後の成果
- 購買可能性の高い商品を顧客にレコメンドすることで受注率が向上が見込まれます
- 投資家にどんな債券を推薦すれば良いか、習熟度の低いメンバーでも選定できるようになり業務の属人化が解消されます