データマネジメント戦略検討・組織検討強化

お客様業種・課題

製造業

顧客や取引に関するデータは事業部ごとに管理されているため、組織横断的にデータを活用することが困難でした。例えば事業部が異なると同一顧客であっても統合されておらず顧客情報がバラバラの状態でした。また、データの粒度やフォーマットも統一されておらず、どこでどのように取得したデータかも良く分からないデータが多く、使えるデータが少ない状況でした。今あるデータをとりあえず統合したところで価値が出せるかどうか分からないという課題もありました。

ソリューション内容

各事業部でデータの取得や連携の状況をヒアリングし、まず現状を把握しました。それをもとに、会社全体の事業計画と照らし、顧客に対してどのような価値提供をしたいのかを起点として、そのためにどんなデータがどんな状態であるべきか、これまでなかったデータをどう取得していくのか、などを整理しました。
多くの企業において、データ利活用の機運が高まっていますが、どこからどのように着手すべきか分からないという声を聞きます。SREでは、そもそもデータ利活用をどういう方向性から整理するのが良いかという部分からスタートし、その後方針策定、目的や組織・体制づくりなど一貫してサポートいたします。

導入後の成果

• データ技術基盤（社内のデータプラットフォーム、データカタログ）が構築でき、見たいデータが見たい時に素早くアクセスできるようになります
• データ利活用の構想が各事業部から活発に出るようになり、顧客起点のデータ利活用による新しい価値創出に繋がります
• 各種ドキュメントや教育コンテンツを整備することで、データ利活用やデータマネジメントを組織に根付かせる体制が構築できます